2020年8月10日投稿
蒸留水器って本当にちゃんと使えるんですか?
日本のメーカーも無いし、怪しいような気がしていて。。。
水の蒸留は日本では有名な方式ではないですが、
ヨーロッパや、アメリカ等でも幅広く使われていて怪しい方法ではないですよ!
蒸留水器についてまとめます。
日本で水道水を綺麗にする方法は、浄水器が有名です。
対して水の蒸留ができる蒸留水器は国産メーカーが無く、すこし心配になってしまう気持ちも分かります。
本記事では、蒸留水器が出来ること、浄水器と比べた時のメリット・デメリットについてまとめました。
本記事を読むと
が分かるようになります。
水の蒸留は日本ではあまりポピュラーな方法ではありませんが、海外では幅広く知られた方法です。
蒸留水器とは、水を蒸留し、蒸留水を作ることができる機械の事です。
水道水も蒸留水器を使えば、不純物の無い安心して飲める水にできます。
蒸留水(純水)は一般的にカルキ等、水道水に含まれる残留塩素等の不純物が含まれていない水のことです。
基本的に蒸留の工程は複雑ではなく、ただ、沸騰させたお湯の湯気を冷やすだけです。
工程はシンプルですが、これを家庭で飲料水用に行うのはとても大変です。
蒸留水器は簡単に水道水を蒸留してくれる機械なのです。
日本は水道から出てくる水がそのまま飲める安全な国です。
安全な水とは言え、家庭の蛇口から水が出てくるまでの過程で、様々な不純物が入ってしまいます。
水道水に含まれる不純物は下記のような物があります。
蒸留水器を使えば、これらの不純物は取り去れますので、不純物の無い安心な水となります。
蒸留水器による蒸留水生成イメージ
蒸留水器は、水道水から不純物をとりさり、
安心して飲める水にしてくれる機械なのです。
蒸留水器を使うメリットは以下です。
ひとつひとつ説明します。
市販の蒸留水のような不純物を含まない水を家の水道から簡単に作ることができます。
全く汚れていない水ですので、安心して飲むことができます。
フィルター式浄水器のように、定期的なフィルターの交換が必要ありません。
また、4リットルあたり140円の電気代で水がつくれますので、ウォーターサーバーよりもリーズナブルです。
ペットボトルの水を買っている方にとってはゴミが減るのはとても良い事です。
蒸留水器は水道水を蒸留しているだけですので、余計なゴミは全く出ません。
コストを掛けずに、安心な水が作れるのは大きな魅力ですね!
次に蒸留水器のデメリットをあげます。
蒸留水器を使うデメリット
説明します。
これが最大のデメリットと言えるかもしれません。
メーカーにもよりますが、4リットルの水を蒸留するのに平均5時間は掛かります。
計画的に作らないと飲み水がなくなってしまう可能性がありますので、ある程度作り置きしておく必要があります。
蒸留水器は電源につなげる必要があります。
動作中は暑い空気が機械の上から出てきます。
また動作中は扇風機を弱でつけている程の音がします。
メリットにも書きましたが、4リットルの水を作るのに140円程度の電気代がかかります。安価な浄水フィルターよりも高くなります。
蒸留水器を置くスペースが必要になります。
大きな湯沸かしポットとヤカンをイメージしてもらえれば大体のサイズが分かると思います。
蛇口をひねったら直ぐ飲める浄水器と比べると
蒸留の工程でどうしても時間が掛かってしまう事が大きなデメリットですね。
日本では水道の蛇口をひねれば、直ぐに飲める水が出てくる水が綺麗な国です。
水質に大きな問題がない事からか、日本のメーカーの蒸留水器はありません
購入は必然的に海外ブランドになります。
蒸留水器のメーカーをまとめました。
水の蒸留の工程はシンプルですので、機能面で大きな差はなく、メーカーによって性能の違いはありません。
次に製品を選ぶポイントをあげます。
蒸留された水は冷やされているとは言え、若干温かいです。
家庭用の飲み水にするのであれば、プラスティックで作られているポリタンクよりも、ガラスの方が安心です。
▼▼▼ガラスの容器を使っているタイプ①メガキャット▼▼▼
▼▼▼ガラスの容器を使っているタイプ②JIXIN▼▼▼
▼▼▼ガラスの容器を使っているタイプ③Huanyu▼▼▼
4リットルが標準となりますが、一回で多く作りたい人は6リットル作れるUmoraがおすすめです。
ですが、6リットルを水を入れるガラスの容器がないので、必然的にポリタンクを選択する事になります。
▼▼▼大容量で作りたい場合はUmora▼▼▼
基本的に故障するような製品ではありませんが、故障時のアフターサーサービスを重視されるのであれば、日本の 販売店を通して購入できるメガキャットがおすすめです。
▼▼▼アフターサービスを求めるのであれば、メガキャット▼▼▼
飲み水以外でする場合は、プラスティックの容器でも気にならない場合があります。
その場合は、ポリタンクのモデルがかなりコスパが良いのでおすすめです。
▼▼▼ポリタンクのモデル、とてもリーズナブルです。▼▼▼
我が家では飲み水として利用しており、子供も口にしますので
ガラスの容器で、更に保障も充実しているメガキャットを使っています。
蒸留水器の使い方はとてもシンプルです。
ただ、水道水を本体タンクに入れて、電源を入れて、スタートさせるのみです。
メーカーによりますが、約5時間程度で蒸留水用の容器に水が溜まっていきます。
1回で4リットル作られますが、常夏シンガポールで4人家族の我が家でも1日2回水をつくって、 8リットルあれば一日分の飲み水は足ります。
水が切れると非常に困りますので、4リットル分の水をおいておけるボトルを用意する事をおすすめします。
我が家では、寝る前に蒸留を開始させて、朝には4リットル出来ているようにします。
その朝一番で出来た水を別容器に移し、外出前にもう一度4リットルの水を作り始めます。
これで帰宅すれば、あと4リットル作られていますので、一日分の水を確保できます。
ルーティンにすればそんなに辛くないですよ!
蒸留水の水は飲み口がとても軽く、のど越しも軽ーいです。
本当に無味無臭で、不純物が無いという事を感じさせてくれる味ですね。
ミネラルウォーターのような飲みごたえがある感じとは一味違います。
蒸留後タンクの底には不純物が溜まります。上の写真は不純物をグラスにいれた写真です。
一見綺麗な水道水もこんなにたくさんの不純物が含まれているんですね!
毎回これを見る度に蒸留水器をもってて良かったと思いますね。
蒸留水器があれば、水道水に含まれる不純物をとりさり、家庭で簡単に純水を作ることが出来ます。
水を蒸留する為には4リットルで5時間程度時間が掛かり、4リットルで140円ほど電気代がかかります。
蒸留水器は買ってしまえば、フィルター交換等は必要なく、維持費は掛かりません。
蒸留水器には国産メーカーがなく、海外メーカーのみとなります。日本のサポート・保障がついているメーカーもあります。
値段を抑えながら、安心な水を飲みたい方、
また蒸留の手間が気にならない人には蒸留水器をおすすめします!
手間をかけたくなく、お金に余裕がある方はウォーターサーバーの方が楽ですね!
▼▼▼我が家ではメガキャットを使っています。▼▼▼
我が家では、蒸留水にミネラルを添加する為に更に麦飯石も使っています♪
▼▼▼麦飯石についてはこちらの記事▼▼▼
サイト管理者:るーぽん
シンガポール在住10年以上
会社員、2児の父。
飲食業界から、IT企業への転職を経て
外資系企業に就職し、シンガポールに赴任。
現在は、温暖な気候の中、毎日ほぼストレスなく過ごしています。
お問い合わせは下記よりお願いします。
メールフォーム:ここをクリック
Follow @LowStresslife