2021年2月22日投稿
外資系企業でリストラされると、退職金が結構もらえると聞いたんですが、本当ですか?
もちろん金額は会社によると思いますが、私はちゃんとパッケージが提示され、その通り支払われました。
結構センシティブなお金の話、あまりリアルには聞けませんので、リストラの当事者になった私の体験談を記します。
まず、簡単にこの記事を書く管理者の経歴を紹介します。
リストラは本当に辛かったですね。
▼▼▼リストラになっちゃった記事は以下▼▼▼
あ、いや、ごめんさい
本当にそう感じたのでそう書きます。
外資系企業でのリストラはかなり頻繁で、毎年のようにどんどん人がリストラ解雇されていきます。
リストラ対象になったら最後、辞める他に選択肢はありません。
企業としては遺恨を残さないように、社員に気持ちよく辞めてもらう必要があります。
その時支払われるのが退職パッケージというものです。
様々な例を見ていると、支払われる金額に法的な取り決めはなく、金額はまちまちのようです。
私の勤めていたアメリカ系外資系企業では、
が、まことしやかに囁かれていました。
具体的にいうと以下のような感じですね。
例えば、
こんな内訳
20万円 x 6 = 退職金は120万円
これだけ握らされてサヨナラか。。悲しいですね。。
どのような計算になるのかは不明ですが、Directorなど比較的偉い人はパッケージに上乗せがあるらしく
例えば、勤続年数が6年であっても倍の12ヶ月分貰えたりする場合があるようです。
単純に偉い人は影響力が強いので、より良い環境で辞めて貰う為の工夫だと思いました。
ワシも偉くなりたかった。。
よく勘違いされるのが、
パッケージは会社の方針で解雇される場合にのみ支払われますので、従業員の業務成績が悪いなどの理由で解雇される場合には適用されません。
これを勘違いして、わざとクビになるように仕向けて、退職金だけもらおうという輩がたまにいますが、その場合は、ただの解雇になり、パッケージは支払われませんので気をつけてください。
パッケージはあくまでリストラ解雇の時のみという事ですね。
私は勤続年数10年だったので、10ヶ月分かと思いきや、
その年のボーナス分と、海外解雇で特殊な状況だった事からさらに1カ月追加、その月の給料と合わせて最終的に13カ月分の退職金が提示されました。
一年は働かなくても良いだけのお金を提示されたという事になります。
これまで同僚が結構な大金を退職時に提示されるという話を聞いて、
「本当にそんなにもらえんのかよ〜」
と正直、自分がリストラ対象になるまで、懐疑的だった退職パッケージですが、当然ですが、キチンと提示された金額が退職日に支払われました。
これまで私が聞いてきた退職金の話は噂ではなく、本当だったのだと知った瞬間でした。
なんせ、私なんか勤続10年なんで、解雇時10カ月分も退職金払うんだったら、雇い続けた方が良いんじゃないの?と思っちゃいましたしね。
半分都市伝説だと思っていた外資系退職パッケージが本当の話だという事が分かった瞬間でしたね。
会社によってまちまちな外資系企業の退職パッケージですが、
私の勤めていたアメリカ系IT企業では「勤続年数x月収」が基本でした。
ポジションやリストラ時の状況によりパッケージの内容はかなり変わってくるようです。
私の場合は、月給13カ月分が退職時支払われました。
本当はもっと長く働きたかった会社だったので、嬉しくはなかったですが、今では感謝しています。
リストラ宣告されたら、退職金をさくっともらって次に動き出しましょう。
サイト管理者:るーぽん
シンガポール在住10年以上
会社員、2児の父。
飲食業界から、IT企業への転職を経て
外資系企業に就職し、シンガポールに赴任。
現在は、温暖な気候の中、毎日ほぼストレスなく過ごしています。
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