2020年3月25日投稿(2020年9月1日更新)
こんにちはルーポンです。現在シンガポール在住の2児の父です。
私はその昔、売れないミュージシャンでした。高校卒業後は進学せずに、製造業に就職。仕事をしながら音楽への道を目指しました。
結局、夢は叶わず、結婚を期に音楽は止め、サラリーマンに転身。それから年収を上げる事に集中し行動しました。結果、現在外資系企業のマネージャーポジションになり、
現在シンガポールで暮らせています。
そんな私がどのように学歴を超えて年収を上げていけるかをサイト管理者自身の例を元にお話させて頂きます。
※ここでの話は実際にサイト管理者の経験から得たものではありますが、全ての方に当てはまるとは限りません。 学歴がない人が高収入を得る方法の一つの経験談として読んで頂ければと思います。
もくじ
定年がなくなるかも知れないと言われるこの時代だから、長い目でスキルを伸ばせば年収も上げていけるはずです!
私の最終学歴は高校卒業です。
学歴は他にはないですが、現在年収1000万程会社勤めで得ており、更に海外で生活するという売れないミュージシャンの頃には考えられなかったような事もできています。
今の私の状況は"運"という要素なくては無しえなかったと日々感じていますが、運を引き寄せる為の行動なくしては機会は訪れなかったです。
私の意識してきたキーワードは希少価値です。
希少価値、これは普段あなたが、特殊だと思っていない事も含まれます。
例えば、日本人が日本語をネイティブレベルで話せる事は特に日本にいると特殊技能でもなんでもありませんが、海外にいくとどうでしょうか?
私はいまシンガポールに住んでいますが、この日本人の比較的多いシンガポールにおいても、日本語ネイティブだというだけでも、希少価値が高くなります。
そしてその価値に需要があれば、市場価値があがりますので、結果給料もあがります。
事実、シンガポールに支店を構える日系企業の多くが、常に日本語スピーカーを探しています。シンガポール人で日本語を話せる人も多くいますし、 実際に日系企業で働いている方も多数いますが
上司や、日本の本社とのコミュニケーションの為に、日本語を話せるとしても、シンガポール人だけでは不安なので、日本人を採用するパターンが多いです。
海外在住で日本語ネイティブだというだけで既に希少価値が高いのです。
希少価値が高く、その需要があると、市場価値があがりますので、給料が自然と上がります。私の場合はこれを最大利用していると言えますね。
上記の例は少し特殊かと思われるかも知れませんが、あなたの希少価値はいろいろなところで見つけられます。
例えば
などですね。
希少価値について、書きましたが、今の時代、ひとつの希少価値では生き残れないです。
また希少価値とはスキルのかけ合わせです。あなたのスキルをかけ合わせての自身の希少価値をどんどん上げてください。
例えば、プログラムなどのスキルが非常に高い人で、お客様とのコミュニケーションが出来る人材というのは少ないそうです。
プログラマーは少し変わった偏屈な人が多く、昔はプログラムだけが出来れば良かったのですが、今は高いコミュニケーションスキルも求めらる時代です。
企業は「プログラムが出来る×顧客とのコミュニケーションができる」スキルセットをもった人材を求めています。
「人あたりがいい」「話しやすい」という普通の能力も特定分野との掛け合わせによっては希少な存在になり得ます。
私の例でいうと、今の私のスキルセットは下記のような感じです。
今の私のスキルセット
これだけあると、年収の高い会社が狙えます。
実は、英語という文系のスキルと、ITという理系のスキルを両方持っている人は現状、日本では少ないのです。
これを見ると、「そんなのあなただから出来るんでしょ!」と言われそうですが、私がミュージシャンの道を諦めて、仕事を探し出した時のスキルセットは下記のような感じでした。 (日本にいると、日本語ネイティブはスキルに入りませんので除外します)。
ミュージシャンを諦めた当時の私のスキルセット
本当にこれだけでした。
この頃は本当に何もなくて、面接にも辿りつけなかった。。
ここから、どのように希少価値を増やしていったのかをお話します。
年収の話になると、よく資格の話になります。
よく聞くネガティブな回答は
「いやいや資格なんてとったって何の役にもたたない。大事なのは経験。資格は無駄!」
「資格は時間とお金の無駄。資格とって給料が上がるなんて事はない。」
なぜなら資格はあなたのスキルを公式に示せる大きな武器だからです。
先ほど上げた、ほぼなかった希少価値。私がこの状態から、やったのは、ちょっと話せる英語の数値化です。
具体的にいうとTOEICを受験しました。
当時は音楽活動をしながら、コーヒーチェーン店でアルバイトしながらでしたが、空いた時間、TOEICの勉強を頑張りました。
結果は700点程度、お世辞にも良い点数ではありませんでしたが、このTOEIC700点が私の初の資格となりました。
決して良くないTOEICの点数、ですが、私の少し話せる英語スキルはより具体的な数値になりました。
TOEIC取得後のスキルセット
現在は分かりませんが、私が仕事を探していた当時は、TOEIC700点以上での英語スピーカーの募集案件がかなりありました。
また、TOEIC800点での求人でも、「現在700点ですけど、可能ですか?」と相談する事も可能でした。まずは採用側の選定基準値に自分を合わせる事が必要です。
失効した資格もありますが、私は現在までに10以上の資格をとってきました。 正直資格が会社の評価に繋がる事はありませんでしたが、転職を考えたときに、必要資格が募集欄に記載されているので、 需要の高い資格を保有しておくことはかキャリアを開く為の一助になることは間違いありません!
次は職種についてお話します。
年収を上げるのに、適切な職種を選ぶ事は非常に重要です。
私は長く飲食店、外食産業で仕事をしてきましたが、いくらスキルを上げて、売上アップという結果をだし、違う外食系の会社に転職したとしても、 年収をあげる事は他企業の募集要項をみても明らかに不可能でした。
外食産業で高収入を得たいのであれば、独立するのが一番ですね。
ですが、給料が高いだけの仕事でもダメです。
その仕事をする事によってどのようなスキルが手に入るか、その仕事によって自分の希少価値が更に高められるかを基準に仕事を選ぶ必要があります。
場合によっては給料が若干低くてもその後、給料が高い仕事を得られるようなスキルが得られるような価値のある仕事もあります。
次どのような展開ができるのかを、次の転職までを見通した上で、職種を選択してください。
私の場合、
当時私は(スキルは皆無でしたが)ブログラミングやインターネットに興味があったので、絶対、英語という希少価値を生かして、ITの会社に入ってやろうと計画していました。
重点的に探したのはIT企業の国際部門、当時仕事を探していて驚いたのが、英語のスキルをもっていれば、IT未経験でも良しとする募集が多かった事です。
企業側も2つのスキルを持っている人材をみつける難しさを知っているので、1つのスキルを証明できれば、あとは免責で採用してくれるケースがあります。
最終的に採用してくれた会社の担当の方の言葉です。
「君みたいな英語が話せて、ITの仕事に興味がある人は少ないんだよ。ITの事はこっちで教えるから是非来てください」
まさに運命の出会いでした。これを期にITスキルゼロの私がITの会社に入社し、またスキルも蓄える事ができました。
同じ会社に属していると、大幅に給料が上がる事が見込めない場合が多いです。自分の希少価値が高められる仕事を得て、スキルをゲットし、自分の希少価値を最大限高めた上で転職することです。
あなたの得た仕事が既にあなたの目標としている年収に達しているのなら、転職する必要はありませんが、 今の仕事が目標とはほど遠い、または、その会社で働き続けてもこれ以上給料が上がる見込みがない場合は、転職する必要があります。
日本では特に転職に対してネガティブなイメージを持つ会社も少なくないですが、あなたが相応のスキルをしっかり揃えていれば、転職先は見つかるはずです。
最後のポイント。一番大事なのはタイミングです。
あなたがどんなに高い希少価値をもっていても、需要がなければ、生かせません。
転職はタイミング。運の要素が高いです。転職を少しでも考えているのであれば、いつ何時チャンスが訪れるかは分かりませんので、 スキルを磨きつつ、常に求人情報を確認すべきです。
私は漠然と海外生活に憧れていましたので、英語の勉強を続けながら、ITの資格を取得しつつ、海外にいける企業をずっと探していました。
特に日本では学歴がなくても、給料が高い仕事につける可能性がまだまだあります。
給料が高い仕事につく為に自身のスキル、得意分野を高めましょう。
スキルを複数かけ合わせたものがあなたの希少価値になります。
あなたの目指すモデルとなる企業を設定し、どのようにそのポジションに入れるかを考えてください。
企業が求めている人材、スキルセットは明確に募集要項に記載されているので、それらを満たせるように計画的に資格取得するなど、スキルを磨いてください。
転職はタイミング。出会いです。転職を考えている人は。常にどのような採用があるのかをチェックし、アンテナを張っておきましょう。
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2020/08/28投稿
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サイト管理者:るーぽん
シンガポール在住10年以上
会社員、2児の父。
飲食業界から、IT企業への転職を経て
外資系企業に就職し、シンガポールに赴任。
現在は、温暖な気候の中、毎日ほぼストレスなく過ごしています。
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