2020年8月20日投稿
ネットワークの業務をはじめたのでCCNAを取りたいのですが、どこから手をつけたら良いのか分からず困っています。
私なんかに本当に取れるんですかね?
CCNAはネットワークの世界では登竜門と言われている資格です。
試験範囲が広くて焦りますが、頑張れば必ず取れる資格です。
勉強方法について説明します!
CCNAの資格取得方法について説明します。
この記事を書く管理人はIT業界に従事しており、これまでたくさんの資格をとってきました。
今回はCCNAの勉強について説明します。
参考までに、管理者の持つ資格一覧です。
現在私は取得した資格を生かして、シンガポールで管理職をしています。
資格をとって、その道のエキスパートになりましょう!
この記事では、以下の事を紹介しています。
現状、CCNA自体にはそこまで高い資格価値はないように感じます。
「え?」と思われるかも知れませんが、事実、CCNAは日本のネットワーク業界で真剣にキャリアを築こうという社員なら誰でも持っているような資格となります。
そうゆう意味では、資格価値はあまり高くはないですが、持っていないと評価対象にも入らない。CCNAというのは現在そんな位置づけです。
個人的な感覚で恐縮ですが、アジア人は試験や資格を取得する事が得意だと感じます。
その事からか、ネットワーク業界で働く多くのアジア人でCCNAを取得している人材を見ることはそこまで珍しくありませんが、
欧米、ヨーロッパのエンジニアだと、資格をもっていないエンジアの比率が多いように感じます。
日本では、持っていて当たり前な雰囲気のあるCCNAですが、海外だとレジメに書くと日本よりも評価ポイントが高くなると考えて良いです。
試験の勉強をしていると、だんだん辛くなり、こんな資格いるのかな?と疑問に思う事もあるかも知れませんが、もし ネットワークの業界で仕事をしていきたいのなら、取得して損は絶対にしません。
日本ではCCNAは登竜門と言われているように、まずはここからキャリアをスタートさせるという風に捉えて取り組んで貰いたい資格です。
持っていると周りからエンジニアだと正式に認知してもらえる。そんな資格です。
1つ目の方法、CCNA(200-125J CCNA)は単純に、1回の試験で合格すれば、CCNAホルダーとなります。
2つ目の方法は2つの試験を受ける必要があります。ICND1 (100-105J)を合格すれば、CCENTとして認定され、ICND2(200-105J)に合格すれば晴れてCCNAを名乗ることが出来ます。
1つの試験を分割で受けるか、1回で受けるかという選択ですね!
悩みどころですが、私は個人的には2回の試験でCCNAをとる方法をおすすめします。
理由は単純に、1度の試験だと試験範囲が広すぎるので、試験勉強に負荷がかり過ぎる為です。
資格の試験は、本当にストレスフルです。試験範囲が絞れるなら絶対に絞って分割して受験したほうが良いです。
受験の料金は下記となります。1回で受けても2回で受けてもそれほど大きな差はないです。
200-125J CCNA:39,000円(税抜)
100-105J ICND1: 19,800円(税抜)
100-105J ICND2: 19,800円(税抜)
高っけ~~!!
そうなんです。
Ciscoに限らずベンダーの提供している資格試験はとても高いのです。
そして、この高額な受験費用こそが受験者の大きなプレッシャーとなって襲いかかってきます。
実は私。。はじめてICND1受けた時、準備不足で落ちました(泣)
悔しくて2日間くらい呆然としていましたね。
そうならない為にしっかり準備して受験しましょう。
選択は2択です。
もし、お金が余裕があるのなら、教室に行くなりして、プロに教えてもらう事を強くおすすめします。
理由は、シスコの試験はかなり癖があり、試験範囲の理解はもちろんですが、試験に合格する為のコツや知恵も必要だからです。
試験は年々意地悪さ(難易度?)が上がっていますので、自習だけでは太刀打ち出来ない問題があります。
高額な試験のプレッシャーに伴い、落ちた時の喪失感はすさまじいものがありますので、出来る限りの準備をして受験される事をおすすめします。
自習でやる場合と、教えてもらう方法についてそれぞれ説明します。
自習のおすすめは、参考書を読み、Web上で模試を完璧になるまで行う方法です。
参考書をまず読み(1週間程度)直ぐに問題集に取り掛かる事をおすすめします。
問題を解いていると分からない点がたくさん出てきますので、参考書に戻り、分からない箇所の復習、理解、を繰り返します。
100-105J ICND1は1ヵ月程度、100-105J ICND2は2カ月程度勉強の期間を見ておくと良いです。
鉄板教科書の黒本!
日本だと誰もがおすすめする、黒本と言われる参考書です。
ネットワークの知識が全くない人が読むには少し難しいかも知れませんが、この本を読みながら分からない箇所を自分で調べる事により知識が深まります。
▼▼▼100-105J ICND1の教科書▼▼▼
▼▼▼100-105J ICND2の教科書▼▼▼
自習派には非常に有名なサイトです
Ping-tは多くの高品質な問題が揃っており、模試を行うには完璧なサイトです。
Ping-tに出てくる問題を完全に理解して、全問正解できるようになれば、かなり合格率が上がると考えても良いです。
Ping-tへのリンク(https://ping-t.com/)
私は、参考書を読みこみ、Ping-tで満点が取れるまで勉強をしましたが、落ちた経験があります。
Ping-tの模試は優秀ですが、やり込み過ぎると問題を覚えてしまうので、試験前にもう一つ問題集を実施する事をおすすめします。
▼▼▼100-105J ICND1用問題集▼▼▼
▼▼▼100-105J ICND2用問題集▼▼▼
CCNAは基本的にしっかり理解できていれば、
教科書の理解 ⇒ Ping-t模試 ⇒ 黒本模試
で、合格可能な資格です。
もともとある程度、ネットワーク業務の経験がある学習者であれば、上記の方法で十分合格出来ますが、 実機に触れたこともないような学習者だと、合格率が落ちる可能性が高くなります。
それは、試験自体が総合的なネットワークの知識と共に、Cisco機器の挙動や、コマンドアウトプットの意味を問う問題を含んでいるからです。
Cisco機器を触ったこともないのに、問題集だけで100点を取って臨んでも、思わぬところで足元をすくわれることがありますので、 実機かシュミレーターによる検証を行ってから試験に臨んだほうが良いです。
私は取得時、会社で実機が触り放題だったので、かなり助かりました。
実機での検証が出来なければ自習ではかなり厳しかったかも知れません。
まれに業務経験が無いなかで、CCNAの取得を自習で試みる方がいますが、本当におすすめしません。
エントリーレベルとは言え、CCNAはエンジニア試験です。
業務経験なしで、自習で立ち向かうには少しハードルが高いです。
人によっては経験無しで、自力合格を目指して、4-5回受験する人もいますが、1回2万円という試験料金と、落ちた時の精神的ダメージ、また、 その勉強時間を考えると、絶対に習った方が良いです。
自習の欄で紹介した黒本を読んで理解できないのであれば
スクール路線に切り替えた方が良いです。
まじめな人に多いですが、業務をすると優秀なのに、試験が驚くほど苦手な人もいます。
試験は、試験に受かる為の勉強を割り切ってしなくてはいけません。
試験全般が苦手という方は、試験のこつをプロに教えてもらうのも手だと思います。
1ヵ月という短期間で合格ラインまでもっていってくれますので、就活にむけて直ぐに資格を取りたい方におすすめです。
ネックは東京の会場で講義を受けなければいけないところですが、シャアハウスも用意されており、地方からの受け入れも可能です。
本気で短期間で確実に資格取得したい人はスクールをおすすめします。
ネット上にCCNAのスクール情報がたくさんありますので、ご自身の状況に合ったスクールを見つけてください。
▼▼▼紹介したネットビジョンアカデミーについては下記▼▼▼
CCNAは日本でのネットワークエンジアの登竜門と言われている資格です。
ネットワークエンジニアとしてキャリアを積みたい人はとっておくべき資格です。
既にネットワーク関連の業務をしている人は自習で十分資格取得可能ですが、未経験の方はスクールがおすすめです。
CCNA取得はネットワークエンジアへの第一歩となり得ます。
大事なことは取得後、どれだけ勉強を継続し、良いエンジニアになるか?です。
資格の勉強は早く終わらせて、資格を取得し、本当のキャリアを開く為の勉強をはじめましょう!
CCNAはネットワークエンジアへのキャリアを開いてくれます!
資格はさっととって、次のステージに進みましょう♪
サイト管理者:るーぽん
シンガポール在住10年以上
会社員、2児の父。
飲食業界から、IT企業への転職を経て
外資系企業に就職し、シンガポールに赴任。
現在は、温暖な気候の中、毎日ほぼストレスなく過ごしています。
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