2020年5月22日投稿
今回は海外で活躍する、海外駐在員と、現地採用との違いについて書きます。
海外駐在員と現地採用では、待遇が天と地ほど違います。
駐在員とは、会社の命令で海外に赴任する会社員の事です。
海外駐在員は2-3年のスパンでローテーションされる事が多く、2-3年の任期を終えると、日本に帰任する場合もあれば、さらに違う国に駐在員として 派遣される場合もあります。
待遇がよく、華やかなイメージがありますが、海外生活のストレスもありますし、 会社によっては日本にいるときよりも激務になる場合もあります。
会社の命令で海外に行きますので、福利厚生がしっかり完備された状態で迎えられます。
会社によって差異はありますが、駐在員が受けれる福利厚生は下記のようなものです。
駐在員が受けられる福利厚生
これらの福利厚生とは別に海外での手当を上乗せした給料が支給されますので、金銭面で困窮する事はないと言えます。
私のいるシンガポールの駐在員の多くはとても幸せそうに見えますね!
駐在員と対する形になるのが、海外の現地採用人材です。
駐在員とは違い、会社の命令で海外にくるのではなく、自分の意志で海外就職した人材をさします。
日本のブラック企業のような体制を嫌い、海外で働きたい若者等が多いです。
駐在員と違い、自らの意志で海外就職している為、駐在員のような特別な待遇はありません。
当然ですが、住宅費、保険等、自分で支払う事になります。
待遇面、給料面では劣りますが、駐在員に比べて時間的な余裕があり、日本で働くのに比べて時間的な余裕がありますので 、自由を求めて海外で現地採用として働く人は多いです。
半面、結局は母国ではない国での生活になりますので、一生その国で生活する事が出来ない場合は、 常に将来の帰国の計画を考えながらの生活になります。
現地採用はつらいのです。
海外で働く場合、待遇面で駐在員に勝るものはありません!
ですが、家にほとんど帰れないほどの激務になったり、2年程度でまた違う国に転勤になったりと、 待遇が良い分、仕事のストレスも相当なものだと聞きます。
対して待遇面で駐在員と比べて恵まれない現地採用組ですが、もちろん会社によりますが、 日本に比べてサービス残業が少ない会社も多く、自由な時間を過ごせるケースが多いです。
一概にどちらが良いかは言えませんし、そもそも自分で選べるものでも有りませんので、 比較する意味もありませんが、現地採用者として海外で働くと、少なからずともショックを受けるのが駐在組との待遇の違いです。
現地採用の人は待遇の全く違う日本人がいるという事を事前にしっていると気持ちが少し楽になるかも知れませんね。
やっぱり駐在員の待遇に憧れますね!
いかがでしたか?
駐在員は好待遇ですが、非常にストレスフルな仕事をしています。
現地採用は自らの意志で海外で就職した人材です。
現地採用は現地での職業選択の自由はありますが、待遇面では駐在員には劣ります。
家族持ちで現地採用だとなかなか大変な事が多いです。
若いうちに現地採用で海外で働いて、ステップアップしていけるのが理想ですね!
サイト管理者:るーぽん
シンガポール在住10年以上
会社員、2児の父。
飲食業界から、IT企業への転職を経て
外資系企業に就職し、シンガポールに赴任。
現在は、温暖な気候の中、毎日ほぼストレスなく過ごしています。
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